まゝに/11月の工作 カメラケースとしてのペリカンケース
2018年 11月 22日
旅先へどのようにカメラ機材を安全に持っていくか?
持ち出す機材が増えれば手荷物だけでは収まらない
私の場合ですが
持ち出す機材はカメラ本体3台、レンズ5本程度
その他バッテリーや充電器、その他小物のセットで持ち出すことが多いです
ケースも含めて30キロ超えのパターンが多いです
飛行機の預け入れ荷物は、
それなりに手荒な扱いを受けると想定したほうが良いです
特に海外では
そんな旅や出張での移動保管に安心できるカメラケースとして
私は少々無骨ですがペリカンケースを愛用しています
預け入れの際の自分の荷物の[軽い]ポン投げや
荷物受け取りレーンでの衝突、追突なども
何度か目撃していますが[海外]
機材に問題が起きたことは一度もありません
ペリカンの欠点は、ケース自身が重い、
それなりにお高い等々あると思いますが
壊れて、機材を修理すること、
シャッターチャンスを失うことに等々に比べれば
長い期間使える保険のようなものと考えています
そのペリカンケースも旅程や目的によって各種サイズのものなどが
使ううちにだんだんと増えてきます
我が家で大小合わせて13個、最長老は20数年、
普段使わないときは日陰で保管するなどしておけば
壊れるということは少ないと思います
私のもので破損は今まで無しです
前置きが長くなりましたが
今日はペリカンの1514ケースネタで定番の
消音化のためのタイヤ交換です
加工工作は自己責任でお願いしますね

内容物や内装の仕様によっても変わると思いますが
タイヤが硬質で、ノーマルのままでキャリーしていくと
本体の空洞部分の共鳴効果もあって
ゴゴーとガラガラの合わさったような大き目の音がします
ちょっと昔の安物プラスチッキーな台車のような音でしょうか
特に路面のアスファルト荒めの場合は大きい音がします
その音を抑制するためのタイヤ交換です。
この騒音が嫌という方も多く
国内のみならず各国で、ユーザーは各々に工夫を凝らしているようです
最近使うことが多くなった予備で置いてあった1514
あちこち傷だらけになって、どうでもよくなる前に
タイヤ交換をしてしまいます^^
今日紹介する方法は私のやり方で
#2のプラスドライバー、プライヤー、ハンマー、替えタイヤがあればできます
所要時間は片側10分、両輪で20分、所要時間は慣れればですが、、
変えタイヤは
人によってはローラースケートのウレタン系タイヤ等々を使っている人もいます
私は入手しやすく値段もあまり高くない
トラスコ中山の同じようなハードケース用の交換タイヤです
アマゾンですぐに見つかります
まず最初に、本体からタイヤを外しましょう
タイヤはベースごと外します
2本の固定ビスをプラスドライバーを使って外します



2本のビスを外して少し動かせばすぐに外れます

ベースごと外したら、シャフトを抜いてタイヤを外します
シャフトは外側部分にはローレット加工[ギザギザ溝]がされています

このギザギザが本体の樹脂に食い込んで固定されている構造です




ピンポンチなどがあればシャフトを叩くのに良いですが
今日は手軽であまり工具を使わないように
ドライバーを当ててシャフトを叩きずらします
当てて叩く方向は内側から外側に向かってです


ギザギザの部分がでたら
プライヤーで引っ張ればずらすことができます
シャフトのつるつる部分はプライヤーで掴まないでください
タイヤホイールはベアリング付きなので傷がつくと好ましくないです

用意した替えタイヤもベース付きですので
同じ要領でタイヤを外しておきます

タイヤ幅はほぼぴったり、
シャフト径も最近変わったのかオリジナルと同じ径です
なのでそのままシャフトは再使用します
タイヤハウス内から外にシャフトが出ればOKです

あとは再びタイヤベースをセットして
2本のビスを戻し固定すれば完成です
NEWタイヤは接地面が少なく、やや軟質な為に騒音が軽減されます
とがった形状により接地抵抗の減少による人力燃費向上とコーナリング特性が上がりますが
直線安定性はノーマルよりもやや劣ります [冗談です^^

以上、反対側も同じようにやって終わりです
早朝であまり大きな音を出したくないときや
大きな音で人目を引きたくないときなど
タイヤを交換してみると良いと思います
あとがき
ペリカンケースはノンフォーム[内装スポンジ無し中は空っぽのものと]タイプ
フォーム付き[細かく加工できる特殊スポンジ]タイプ
デバイダー[内装仕切り]付きと、同じ形でも種類があります

フォーム付きは内容物の形状に合わせて細かくカットできるので
フィット感はとても良いです、ただ、物が入るスペースが限定されるのと
違ったものを入れるときの汎用性に欠けます
また、使用に伴ってスポンジの細粉が出て
レンズやボディにくっつくので私的にはあまり使わないです
ディバイダー付きのものは使い勝手は良いのですが
やはり形がある程度決まってしまうのと販売価格が高くなるが難点です
私の場合はあれこれ試行錯誤して
結局、内装を自作して使っています
フロアーカーペットを内装材として貼り
フロアーカーペットを職業用ミシンで加工してデバイダーを作っています
固定はマジックテープで自在にくっつくので
つど都度で任意の位置に可変できるのが便利です

ただ、簡単工作ではない工具などを使うので
内装ネタは機会があれば様子を見てまた上げるようにします
それでは、最後までありがとうございました
by gekko_skul
| 2018-11-22 02:32
| ガーデニング